こんにちは、かーちゃんです。
今日は休養日としました。
昨日ジムでBODY BALANCEを受け、会社に状況報告の電話したのでヨシとしましょう。
かーちゃんは自傷(リストカット、アームカット)行為をした経験があります。
今も傷跡が残っており、半袖になるのは苦手です。
というか半袖になりたくないです。
辞めたいと思い、何度も試行錯誤して、おかげさまで今ではリストカット、アームカットをせずに生きています。
ですが、自傷衝動が治まった訳ではありません。
今は、リストカット・アームカットの代替として、髪を切っています。
リストカットのときは後悔がすごかったのですが、髪を切るようになってからは手入れがラクと良いように考えるようにしています。
考え方を変えられたのも、リストカットを辞められた一因と思っています。
(一度、衝動が強すぎて坊主にしようとしたこともありました。
途中でやめてベリーショートになりましたが。)
かーちゃんは、もともと感情を消化したり表現するのが苦手でした。
さらにリストカットが始まった時期は、反抗期に入っていましたが、誰かに抱きしめてもらいたい想いがありました。
そして母親のヒステリック・無神経さにイライラしたり、両親の仲が悪く家族がピリピリしていた環境にうんざりもしていました。
それらの感情を自傷によって解消していました。
また、いつからかわかりませんが、自分がいなければ家族はうまくいくと思っていました。
気付いたときには希死念慮を持っていたようです。
こうした環境要因も、うつの発症要因なのかなと感じています。
まだ、自分のことを公開するのは怖いのですが、
同じことで悩んでいる人の役に立てればと思い、自傷のことを少しずつ綴ります。
■リストカットはいつから?
中2病のようですが、中2のときと記憶しています。
はじめはカッターで軽くでしたが、だんだん深くなりました。
切る場所も手首だけでは場所がなくなり、腕の方にまで浸食しました。
かーちゃんは、リストカットを隠していました。
ただ、半袖が着られないなど隠していても不自然さでバレたのでしょう。
きっと、かーちゃんが切っているのが問題になったのでしょう。
当時、学年で「自分を傷つけるのはやめよう」という話が出ました。
学年全体で集まって、学年主任が話をしました。
「自分のことを大事にして」という内容でした。
大事にするには、自傷をするなだけ話があって、
リストカットをしている理由の気持ちの解決法については教えてくれませんでした。
この頃の年齢は、周りの行動に感化されやすく、かーちゃんの他にもリストカットしている子もいました。
その子たちが、そのあとどうなったかはわかりません。
ただ、かーちゃんはこの話でリストカットをやめることはありませんでした。
むしろ、この人たちには通じないと思い、リストカットすることで当時のイライラや寂しさを紛らわしていました。
これを読んでいる学校関係者の方、曝し上げのようなやり方はやめてください。
まずは、本人にだけ「気にかけているよ」ということを会話を通して伝えてください。
そのあとのことは、専門家に任せてください。
■リストカットはいつまで続いた?
中2から始まった自傷は、学生時代まで続きました。
一番ひどかったときは高校3年だったと記憶しています。
カッターからカミソリになり、血を出すことで落ち着きを取り戻していました。
■なぜリストカットするの?
怒りや自罰的な感情を、リストカットという形で消化していました。
例えば、両親とけんかをしてイライラしたときに、ものに当たるとさらに怒られるので自分に当たっていました。
自分を傷つけることで、怒りを発散していました。
またあるときには、痴漢に会いました。
気持ち悪いのと同時に、自分がこんなだから…と思い、自罰的な自傷を行いました。
パニックになったときも自傷しました。
心臓がバクバクし、息が苦しくなったときに弱い自分に対して自罰的に自傷を行うことで落ち着きを取り戻していました。
■痛みは感じないの?
リストカットは痛みを感じるときと感じないときがありました。
痛いときは、自罰のときです。
痛い思いをしたから、自分は大丈夫。
パニックになったときも、痛みで自分を取り戻していました。
痛くないときは、怒りの感情に支配されているときでした。
興奮しているせいか、比較的深く切っていました。
そのあと、切ってしまった・出血が少し多いなど切った傷を見て冷静になりました。
怒りで切ったときは、後悔の念が出た時もありました。
「また切ってしまった」「こんな自分はダメだ」。
リストカットによって自分を保っていたかーちゃんですが、同時に自己肯定感をどんどん失っていました。
■リストカットしている人への対応は?
リストカットは隠し通せないときがあります。
長袖の隙間から見えたり……
実際、傷を見た人のほとんどが引いていました。
メンヘラ、面倒、気持ち悪い。こんな感情を持つ人がほとんどだと思います。
そういった感情を抱くことは、健康な人間として当たり前だと思います。
しかし、その感情を自傷している人にストレートにぶつけないでください。
本人は、自傷するほど何かに悩んでいます。
傷を見られてしまった本人は「見られてしまった」と後悔しているかもしれません。
突然のことに「どうしよう」と動揺していると思います。
なので、もし反応するのであれば、自傷したことを責めずに本人の辛い思いに共感してあげてください。
「辛かったね」「痛かったね」そんな言葉でいいと思います。
以下、かーちゃんの場合から言えることです。
全員には当てはまりませんので、参考程度に…。
自傷している人に踏み込むのであれば、徐々に関係を築いてください。
そして、自傷することは悪いといったことではなく、気持ちを浄化する方法を一緒に考えてください。
自傷している人は多くの確率で、境界性人格障害を持っていることがあります。
自分と相手の線引きが上手でありません。
いい関係を築いたら、相手に依存しやすい傾向があります。
0か100で物事を捉えやすく、グレーな考えが苦手です。
相手に依存して、自傷を辞められたと思っても相手のちょっとした言動に傷付き、
自傷を再開する場合があります。
その再開によって「結局辞められなかった、やっぱり自分はだめなんだ」と本人が苦しみます。
専門家の手を借りて、自傷ではない感情発散の方法を見つけるのが
本人や周囲の人にとってベターだと思います。
どうしたら辞められた?
かーちゃんの場合は時間的な要素と代替案、自分を客観視することでリストカット・アームカットを辞めることができました。
年齢を重ねることで衝動的にリストカットすることが少なくなりました。
また、学生時代にお付き合いした人と共依存のようになり、リストカットすると彼も切ると脅され(実際に何回かやってしまいました)荒治療のようにリストカットできなくなりました。
共依存のような彼と関係が終わったあとは、カラオケに行って定期的にストレスを発散したり、お風呂のお湯の中で叫んだりして発散していました。
どうしてもダメなときは、バリカンでサイドの髪を刈っています。
髪をバッサリと切ることで、リストカットしたい衝動を抑えました(今でも)。
と同時に、うつ傾向が強くなりそもそも怒りのを抱くことが少なくなり(エネルギーが沸かない)、パニックのときにリストカットする程度になりました。
性的なトラウマのあるかーちゃんですが、そういったパニックはうつ病と診断されて休職中に通ったデイケアで、臨床心理士・看護師さんに力を借りて浄化していきました。
今でもパニックになりますが、リストカットせずにいられています。
専門家の力を借りる大切さを、身を持って経験しました。
前半はここまで。
お読みいただき、ありがとうございます。