メンタル病みつつ生きてきた。

2013年5月うつ病と診断され、一度は寛解したものの2018年10月頃より再燃。3ヶ月の休職を経て2019年4月より復職。病気から得たこと、日々の生活でのことなどシェアしていくブログを目指します。

うつ病と付き合う⑥自分を認める

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

こんばんは、かーちゃんです。

うつ病は心の病気ではありません。
脳の病気です。

身体・心・脳で人間が構成されているとすると、脳が肥大し頭でっかちの状態がうつ病です。
認知行動療法などは考え方・脳の使われ方をこの社会で生きやすくするために改める方法です。
そしてうつ病になった人は、生物として優れていると考えます。
危険予知能力が高いため、不安感を抱きやすい。耳がよく聴こえたり、変化に気付きやすかったり、過敏な部分があったりして、一般の人よりエネルギーを使っているのです。だから疲れやすい。

強がっている訳ではありません。
かーちゃんは事実、そういった部分が多々あります。それでもこの社会で生きていくためには、この自分の状態を受け入れ折り合いをつける必要があります。そうしないと生活できませんから。

例えば骨折したとします。
見た目は赤黒く貼れ、痛みがあると思います。
ポキっとキレイに折れていることもあれば、手術が必要な複雑骨折かもしれません。本人にはその瞬間どんな骨の状態かわからないと思います。
変だなと思い、病院に行きます。
骨折の診断がくだって処置されます。
状態によって、処置の仕方や完治までの時間は変わります。

うつ病も同じです。
脳への損傷が大きければ大きいほど、治るのに時間がかかります。
人間の司令塔である脳がやられたことで、生きるためのエネルギーがうまく作り出せません。
やっかいなことに、うつ病は病気の程度を数値で客観的に測れません。血液で検査できる病院もありますが、ごくごく一部です。脳の血流を見る光ポトグラフィー検査は、近年健康な血流とうつ病患者との血流に大きな違いが見られないことがわかり、かーちゃんは信用できないと思っています。
自分のうつがどれだけ重症なのか、初めに診断できません。
うつ病の治療は、休養(睡眠、栄養のある食事)を経て、整え(運動、規則正しい生活)の手順を踏むのがいいと考えます。
かーちゃんは嫌でもこの順でないと、身体が言うことを効きません。
骨折と違ってギプスなどの治療器具が見えないので、他人から見たら怠けているだけと思われるかもしれません。内臓の病気でもありえると思いますが。
そして、心の病気でなく脳の病気であることから、気の持ちようで治るものではありません。認知行動療法だけやっていれば治るものではありません。

骨折した部分が繋がったら、それは完治と言います。
しかし、うつ病は完治とは言いません。寛解(かんかい)です。
雨の日に身体の古傷が痛むことごあると思いますが、うつ病もそれと同じことが大いに起きます。
うつ病になることで、今の社会では大多数の人が送るのと同じ日常生活を送ることができなくなります。そこに対して自信を失います。
そして一度うつ病になると、ストレス耐性が弱くなります。
このストレス耐性が弱いことを自覚していて、早々に対処ができれば、再びうつ病になることは少ないと思います。

ただ、それが難しいのです。
日常生活を送ることを無意識のうちに必死になってやって、危ないかな?と思ったときには脳がパンクしているのです。
今回のかーちゃんがそうです。

脳の病気なので、考えることが止まらなくなったり、考えがまとまらなくなったり。
今思うとあれがサインだったと気付けるのですが、当時は必死でした。
また頑張って無理をしてしまうことも多く、その無理がたたって好調不調の波を大きくしていたとも思います。

これからかーちゃんは、うつ病と引き続き付き合ってコントロールしていくために、今までの頑張り・再燃(再びうつ病を発症すること)を含めた自分を認めていきます。


参考になれば嬉しいです。
また専門家でなく、かーちゃんは一患者なので自分の経験に基づいて綴っておりますので、ご了承ください。

お読みいただき、ありがとうございます。

ランキングに参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ